佐々木幸綱 監修/朗読・檀 ふみによる名短歌100選のCDを聞き、野口先生が解説して下さった。
その100選の中より、更にぐみの木流に絞込んだのが、以下16首です。 ↑ 先ずは檀ふみさんのフロフィール...。 1) 新しき年の始めの初春の今日降る雪やいや重け吉事 大伴家持 万葉集 2) 春過ぎて夏来るらし白妙の衣乾したり天の香具山 持統天皇 万葉集 3) 見る人もなくて散りぬる奥山のもみじは夜の錦なりけり 紀貫之 古今集 4)秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行 古今集 12) 瓶にさす藤の花ぶさみじかければ畳の上にとどかざりけり 正岡子規 竹の笹歌 14)ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 佐々木信綱 新月 22)君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋 桐の花 27)あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 額田王 万葉集 34)この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日 俵 万智 サラダ記念日 35)観覧車回れよ回れ想い出は君には一日我には一生 栗木京子 水惑星 37)風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思ひかな 西行 新古今集 40)野に山に浮かれ浮かれて帰るさを閨まで送る秋の夜の月 大田垣蓮月 海人の刈葉 55)田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける 山部赤人 万葉集 65)銀も金も玉も何せむにまされる宝子に及かめやも 山上憶良 万葉集 66)人の親の心は闇ににあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな 藤原兼輔 73)子供とは球体ならんストローを吸ふときしんと寄り目となりぬ 小島ゆかり 月光公園 工事中です。
by guminoki77
| 2009-03-12 19:43
| 2) 万葉集 ノート
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