10)横峰寺(#60) 秋遍路・・・09/9/8

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 ↑ 湯浪の遍路ころがし登り口です/ここは標高≒200m
  先客の歩き遍路さんがすでに登山準備をしていました/横峰寺(#60)の標高≒700mゆえに、これから≒500mの標高差に挑む、心の準備をしているようにみえました。

 ↓ ひざ笑い 野仏笑う 栗ひとつ(よっ...名調子!でしたぁ)/横峰寺まで残り15丁(1丁≒110m)です。
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 ↑ 登山道はつづらおりの超急坂でした/このような穏やかな道は1%くらいかなぁ~
 ↓ あっという間に追い抜いていったしゅん足の女性遍路さんでした。
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 ↑ 山門に到着です/とても重厚でおしゃれな山門には、あうんの厳しい表情の仁王さんが見張っておられました。
 ↓ 大師堂で納経の方々です/静寂な境内に般若心経がこだましていました。
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 ↑ 本堂と大師堂の間の斜面に群生する、見事なしゃくなげです/花の時期に再訪して見たいものです。

 ↓ 「星の森(番外霊場)」の鉄の鳥居です。

 横峰寺の山門より≒500m登ったところ、石鎚山へ向かう峰にある。
 役の行者小角は、この地より石鎚山を遥拝したという。
 弘法大師はここで厄除けのための星祭の行をされて、「星ノ森」と呼ばれるようになった...。
 傍にに立つ鳥居は、寛保2年(1742)に建てられ、「鉄の鳥居」または「かねの鳥居」ともいわれるそうだ。
 石鎚山の発心の門として有名なので、/やってきました/正面に石鎚山が望めて嬉しかったです。

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# by guminoki77 | 2009-09-09 20:03

9)大宝寺(#44)~岩屋寺(#45)春遍路・・・09/5/2

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歩き遍路ツアーに参加して伊予の国、菩提の道場を少し歩いてきました。
↑ マイクを握っているのは、TVでもお馴染みの石原大先達さんです/何しろ昭和35年にまわり始めて、
これまでに500回以上巡っているという大ベテランの先達さんです
↓ 岩屋寺(#45)への遍路道です/今回は険しい山道が多くて、こういう穏やかな道はあまりありませんでした。
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↑ 岩屋寺山門へ到着です。
↓ 大勢の石仏さんたちに見送られて岩屋寺をあとにしました。
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↑ 遍路みちべの風景/田に水が張られて、そろそろ田植えが始まりそうです
↓ 網かけ石(鯨石)【久谷町】
・昔、農作業の邪魔になる二個の岩を村人総出で動かそうとしたけんど、びくともせんで困っておった。そこへ丁度通りかかった弘法大師が網を被せて棒で担って運ぶ途中、棒が折れてひとつは後ろの川に落ちてしもうて、もうひとつが今の場所に残ったと言われとらい/・・・先達さんの説明でした/な~るほど、岩にたくさん網目が残っているのはなによりの証拠なのだ。
↓↓ 三坂峠を下り、遠くにく山里が見えてきた...。
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# by guminoki77 | 2009-05-04 23:04

8)龍光寺(#41)~佛木寺(#42)~明石寺(#43)春遍路

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お遍路バスツアーに参加しました/要するに目的地までバス送迎、霊場間は歩き遍路さん...と、いうこと。
もちろん先達さん同伴/伊予の国・菩提の道場を歩く...。
今回の歩行距離=13.2km/万歩計=26,740歩でした。

↑ 松山自動車道を走り宇和島方面へ.../ゆっくり眺められる、車窓の風景もいいものです。
↓ 前方の石段の上に、41番札所・龍光寺(本尊/十一面観音菩薩)/静かでみどり豊かな札所でした。
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↑ 佛木寺(#42)への遍路道には地元高校の生徒さんたちが育てたフラワーロードがきれいでした/これも
お遍路さんへのぉ接待の表現でせう...。
↓ かえでの緑眩しい境内でした。
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↑ 明石寺(#43)への遍路道は10.6キロ...遍路ころがしの歯長峠越え故にウオーミングアップ歩行?
↓ 歯長峠での小休止/吹き抜ける冷風にカンパイです。
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↑ 明石寺(#43)山門
↓ 明石寺(#43)本堂/本尊・千手観音菩薩/折りよく八重桜が満開だった。
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↑ 明石寺(#43)大師堂
↓ 満開の石楠花でした。
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# by guminoki77 | 2009-04-13 21:19

8)日本の名短歌100選/佐々木幸綱(2009/3/12)

  佐々木幸綱 監修/朗読・檀 ふみによる名短歌100選のCDを聞き、野口先生が解説して下さった。
その100選の中より、更にぐみの木流に絞込んだのが、以下16首です。
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↑ 先ずは檀ふみさんのフロフィール...。

1) 新しき年の始めの初春の今日降る雪やいや重け吉事         大伴家持 万葉集
2) 春過ぎて夏来るらし白妙の衣乾したり天の香具山           持統天皇   万葉集
3) 見る人もなくて散りぬる奥山のもみじは夜の錦なりけり        紀貫之     古今集
4)秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる   藤原敏行   古今集
12) 瓶にさす藤の花ぶさみじかければ畳の上にとどかざりけり     正岡子規   竹の笹歌
14)ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲        佐々木信綱  新月
22)君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ        北原白秋   桐の花
27)あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る       額田王    万葉集
34)この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日    俵 万智    サラダ記念日
35)観覧車回れよ回れ想い出は君には一日我には一生         栗木京子   水惑星
37)風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思ひかな  西行      新古今集
40)野に山に浮かれ浮かれて帰るさを閨まで送る秋の夜の月      大田垣蓮月  海人の刈葉
55)田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける 山部赤人  万葉集
65)銀も金も玉も何せむにまされる宝子に及かめやも           山上憶良   万葉集
66)人の親の心は闇ににあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな    藤原兼輔   
73)子供とは球体ならんストローを吸ふときしんと寄り目となりぬ    小島ゆかり  月光公園


工事中です。
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# by guminoki77 | 2009-03-12 19:43 | 2) 万葉集 ノート

7)奥飛騨雪景色(09/2/22~ )

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奥飛騨の冬景色見物に行ってきました。
↑ 往路は東海北陸道を進み「ひるがの高原SA」でひと休み.../正面に白山連山が見渡せました。
↓ 大日ケ岳山麓のスノーパーク/まるで墨絵を見てるような景色でした。
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↑ 飛騨古川の古い町並みを歩いていると、まるで雪が「宮川」に流れ込んでいるように見えたので.../除雪で捨てられた雪?

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↑ ・・・匂いを嗅ぎにふらっと、格子戸をくぐって見たくなるような酒蔵の店先でした/「高山、上三之町」界隈にて。
↓ 町並みに沿った水路/幾何学的模様に見えて面白かったので...(^_^;
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↑ ライトアップの「飛騨の里」にて
↓ 頭のてっぺんにつららが落下する夢を見てしまいそうな風景でした。
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↑ 山しか見えません/ホテルより窓越しの風景.../新平湯温泉にて
↓ 谷川の雪景色。
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↑ ゴンドラを2回乗り継いで登った「西穂高口(標高=2156m)」.../ガスがかかって遠望は全然ダメでした。
↓ 珍しそうに雪を見物する人&邪魔な雪?をかき上げる人...。
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↑ 雪の壁を一生懸命に撮っている人?
↓ 登山者の安全をじっと見守る石仏(播隆上人)さん...
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# by guminoki77 | 2009-02-25 22:16 | 1) 旅の風景

7) 梅に鶯(090212)


ひさかたの 月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君 (8-1661 紀小鹿女郎)
  (ひさかたの つくよをきよみ うめのはな こころひらけて わがおもへるきみ/きのおしかのいらつめ) 

4516首の歌が収められている万葉集の中で10首を選びなさい、と言われても入る歌だと思います。
梅の花が月光の中に開花するするというだけでも素晴らしいイメージがあるのに、そのように私はあなたのことをお慕いしていると、恋心の比喩として詠んでいます。
感性の繊細さ、的確な表現力近代の詩人の作といってもおかしくない。
月光が清らかだから梅の花が開くなんて、そんなことを詠った歌人や詩人は、全世界で何人いるだろうと思いますね。

- - - - - 春を待たずに咲き始めた梅の花に託して恋の思いを詠んだのは、紀小鹿女郎です。
人生経験を積み、大人の恋を知る紀小鹿女郎は、ウイットに富んだ歌を12首、万葉集に残しています。歌で「私がお慕いするあなた」と呼びかけた相手は、年下の恋人、大伴家持だと言われています。

- - - - - じつは、この人は人妻です。夫は安貴王(あきのおう)という皇子。その妻でありながら、年若い大伴家持に恋をしているのです。紀女郎は、豊かな教養を感じさせる人です。
しかし、その人がいかにも人間らしく、美しい貴公子の家持に恋をするんですね。

- - - - - 夜、人の目に触れないところでなされる植物の営み。
実際、夜来香(イエライシャン)のように、夜開く花もありますね。梅の花が開くかどうかはわからないけれど、夜の営みの中で、静かに、人目につかずに花を花を開かせているというこの歌のイメージは、人妻の、名門の貴公子に対するひそやかな恋心そのものではないでしょうか。
(ひめぐり万葉集選者/中西 進)

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       クイズ/①~④の伏字は?
      答え/①=鳴 ②=かいご ③=巣 ④=谷

春の野に鳴くや鶯なつけむとわが家の園に梅が花咲く (5-837)
鶯の声聞くなへに梅の花我家の園に咲きて散る見ゆ (5-841)

梅の花散り乱ひたる丘辺には鶯鳴くも春かたまけて (5-838)
梅の花咲ける丘辺に家居ればともしくもあらず鶯の声 (10-1820 )

春されば木末がくれで鶯ぞ鳴きて去ぬなる梅が下枝に (5ー827)
わが宿の梅の下枝に遊びつつ鶯鳴くも散らまく惜しみ (5ー842)
梅が枝に鳴きて移ろふ鶯の羽白たへに沫雪ぞ降る (10ー1840)

鶯の木伝ふ梅のうつろへば桜の花の時かたまけぬ (10-1854)
何時しかもこの夜の明けむ鶯の木伝ひ散らす梅に花見む (10-1873)
袖垂れていざわが苑に鶯の木伝ひ散らす梅の花見に (19ー4277)
 
鶯の待かてにせし梅が花散らずありこそ思ふ子がため (5ー845)

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# by guminoki77 | 2009-02-14 18:47 | 2) 万葉集 ノート

6) 阿蘇、高千穂方面へ(09/2/2~2/3)

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 湯布院~阿蘇~高千穂峡に行ってきました。

↑ 往路、八幡浜→別府は船旅です/航路は佐多岬半島沿い、三崎では風車が林立していて驚きました。
↓ ≒3時間後に別府入港/別府湾は波静かでした。
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↑ 湯布院を目指して大分湯の平道路を進みました/枯れ草の山々が印象的でした。
↓ 木造・吹き抜けの駅舎、ゆふいん駅です。
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↑ 湯布院、金鱗湖です。
↓ 湯布院のシンボル的存在の由布岳です、頂上は僅かに冠雪していました。 
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↑ 大観峰から眺める阿蘇外輪山はとても雄大でした。
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↑ 神話の里、高千穂峡。
↓ 真名井の滝
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↓ 糸滝/「天の真名井」/この水は天村雲命(あめのむらくものみこと)が天から水種を移したと伝えられる御神水
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# by guminoki77 | 2009-02-05 19:14 | 1) 旅の風景

6)新春朗唱用万葉名歌選(090108)


   (1) 熱田津(にきたづ)に船(ふな)乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
   ~
   ~ ~
   ~ ~ ~
   (21)反歌 田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺(たかね)に、雪(ゆき)は降りける


新春朗唱用万葉名歌選として ↑ 21首の紹介、解説及び朗唱(高崎正秀氏)を聞かせてくれました。

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↓ 講師の先生より出席者一人ひとりに贈ってくださった色紙他です/感謝。
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- - - - - - - - - - - - - - - -  (ちょっぴりみちくさ)  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -   

 新春にふさわさく?嬉しい歌に出会いました。

      茜(あかね)さす紫野行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖振る

         犬養孝さんの.../朗唱です。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
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# by guminoki77 | 2009-01-08 22:50 | 2) 万葉集 ノート

7)竹林寺(#31)~種間寺(#34)、冬遍路

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土佐路を少し歩いてきました。

↑ 旅の始まりは竹林寺(31番札所)でした/バスツアーのお遍路さんたちとカップルさんの祈りの体勢のようです/ツアー先達さんの心意気が伝わってきそうな風景でした。
↓ 山門では新婚さんのロケ風景に出会えてちょっぴり得したような気分に....。
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↑ ↓ 竹林寺から禅師峯寺(32番札所)への遍路道の大半は水路脇の道と山道でした/ウメモドキと元気そうな水鳥に出会いました。
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↑ 禅師峯寺では紅葉が見ごろでした。
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↑ 禅師峯寺でのサンセット風景です/はるか前方に雪渓寺(33番札所)
↓ 宿は「ウエルサンピア高知」でした/夕食はもちろん「お遍路ご膳」/カツオのタタキ&マグロの刺身はなかなかのものでした/ホテルからお接待(サービス)のグラスビール/本日の歩行距離≒12キロ(往復)
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禅師峯寺から雪渓寺(33番札所)への遍路道は太平洋に沿った浦戸大橋を渡る黒潮の道と昔ながらの渡船が通う町中を歩く二つのコースがある。
↑ 「春野」の砂浜では海がめの産卵最適地だそうだ/・・・♪ うみ~わ~ひ~ろいな~ ♪ おおきいなぁ~ ♪ ・・・
↓ 波静か...、輝く海。
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↑ ”畑に柿の木が一本あって、3年前から剪定を始めたところ毎年300個ほど成るようになりました~”/皮むき、吊り下げなど、
全ての作業をご主人がやってくれたそうな/・・・爽やか笑顔の奥さまでした/干し柿名人?が住む「三里」の遍路道沿いにて...
↓ ここはお四国さんで唯一の「渡し」が通う「種崎~長浜間の県営渡船(無料)」/乗船客は
オートバイ、自転車、歩き遍路、地域の人の7人ほどでした/自転車遍路さんと一緒になりました/東京品川在住だそうで遥々フェリーで徳島入りしたそうだ。昭和50年頃から13回も歩いたそうで今回は気分転換?で自転車旅だそうな...。
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↑ 種間寺(34番札所)大師堂の彫り物は見事でした。
↓ 復路は浦戸大橋を渡りました/歩道が凄く狭くてトラックのバックミラーで引っ掛けられそうで怖かった~/歩行者を見かけることは無かった(^_^;
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↑ 土佐黒潮街道に沿った浜辺の遍路道は凄く長く感じました/浜辺を悠々とプロペラ付きのハングライダーが
飛んでいました/前方右端の小さな岩山は桂浜のシンボルかナ/本日の歩行距離≒28キロでした。
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# by guminoki77 | 2008-12-12 23:41

5)万葉こども塾(2008/11/13)

~中西進先生の「万葉こども塾」が朝日新聞で連載された。
よって、今回のテキストは新聞の切り抜きから。
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プロローグ
万葉集って何か、知っているかな?
万葉集は1200年以上前の奈良時代に、歌人の大伴家持たちがまとめたとされる全20巻、4500首の
歌の本です。皇族や政治家、社会のリーダーだけでなく、ごく普通の人たちがいい歌をたくさん
残しています。
大好きな人に贈った歌、人の死を悲しむ歌、毎日の暮らしの歌、旅の歌・・・。
日本で一番古い歌集だけど、「転校した友達を思うとさびしい」「春と夏とどっちがいいかな」といった
今も変わらない気持ちを歌っています。
万葉の人々は、思ったことを飾らず率直に詠んだから、現代の私たちの心を打つのでしょう。
万葉人は「生きる喜び」を体いっぱいにもっていました。
連載ではそれを伝えたい。
自然の大切さや命の輝き、生きているしあわせなど、大事なことを教えてくれるんです。
(2008/9/20、奈良県万葉文化館長・中西進)
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野口先生の講義のようすです/ユーモアたっぷりのお話なのだ!
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# by guminoki77 | 2008-11-14 21:50 | 2) 万葉集 ノート

4)草壁皇子に思いを馳せて...(2008/10/9)


  島の宮 匂いの池の はなちどり
       人目に恋ひて 池に潜かず(2-170)


・・・嶋の宮の匂いの池で放し飼いにしている鳥も草壁皇子の死を淋しく思い、
人目を恋しがって池に潜りもしない。
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# by guminoki77 | 2008-10-21 21:46 | 2) 万葉集 ノート

⑤ 年を重ねるほどに西行

<先日届いたメールをこちらに転載させてもらいます。
  発信者のTさんごめんなさい...。>


熟年からの風景
     「年を重ねるほどに西行」


  西行に出会ったのが8年まえ。

 間隔をおきながらも学習をつづけている。
 八百五十年ものの昔に生きた人物だが、
 現代にも通ずる何かがある。

  今年は『山家集』の雑歌を一首一首読んでいる。
  これがなかなか面白い。

 『山家集』は西行の私家集で、
 西行が高野山で生活していた時期、歳でいえば、
 六十才のころ編纂されたと思われる。
 なお、西行は七十三才で没している。

 雑歌には名のとおり、
 いろいろな歌がおさめられている。

 その冒頭部分は述懐の歌群で構成される。
 出家およびその後の気持ちを詠った
 青年期の歌から始まり、そのあと、
 これまで出会った人々を懐かしく
 思い出される歌群がつづく。

  現在、その部分まで読んだ。

 晩年期に入ろうとする西行、この際、
 これまで歩んできた人生を歌集としてまとめ、
 遺したいと、西行は思ったのではなかろうか。

 過去に詠んだ千首を超える歌を読みかえし、
 自分自身の心の葛藤と、そして、
 多くの人々との出会いによって、
 いまの自分がいると、西行は思う。

  読んでいて、そんな気持ちが伝わってくる。

 その後、西行は高野を下り、伊勢の地に移る。
 そこでまた新たな仲間との交流が生まれる。
 さらに最晩年には陸奥への二度目の旅もする。
 老年期にあっても、これまでにもまさる
 みずみずしい歌の数々をのこす。

  青年期、壮年期、そして、老年期、

 それぞれの時を精一杯生きる。
 それがあって、述懐の心が意味をなす。
 それがつぎへのエネルギーを生む。

  そんなことを思いつつ、
  西行学習だけはつづけている。
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# by guminoki77 | 2008-09-09 19:25 | index

3)[雑歌](2008/7/10)

鈴が音の 駅家の堤井の水を飲へな妹が直手よ
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# by guminoki77 | 2008-07-16 22:26 | 2) 万葉集 ノート

2)万葉人の生活/[農耕の生活](2008/6/12)

[1] 門田と山田
   田は居住地の近くにあるほうが、取水・排水・除草・除虫などの管理においてより効果的
   である。そのような所に開いた田を門田(かどた)・垣内田(かきうた)という。

    わが門に守る田を見れば 佐保の内の秋萩薄思ほゆるかも・・・(10-2221)

   [現代語訳] わが家の門口で、番をしながら田のありさまを見ていると、佐保の内の秋萩
           やススキのさまが思われてならないことよ。

   こうした里の田に対して人里離れた所に開かれた田を「山田」といった。

   あしひきの山田守る翁が置く蚊火の 下焦れのみわが恋ひをらく・・・(11-2649)

   [現代語訳] 山田を守る翁の焚く蚊やり火のように、胸のなかばかりで私は恋をしている。
           (守る/もる  翁/をじ  蚊火/かひ)


[2] 播種と田植え
   奈良時代の水稲栽培は、水を張った田に直接籾種を播く直播式から、苗代で育てた苗を
   移植する田植え式へ移行する過渡期であった。

   住吉の岸を田に墾り 播きし稲 かくて刈るまで会はぬ君かも
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# by guminoki77 | 2008-06-12 22:49 | 2) 万葉集 ノート

5) 韓国

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① 仁川空港が近づくにつれ、海岸線に大きい干潟が現れ始めました/潮干狩りではどんな貝が獲れるのかな?(oz-165便/takamatsu→seoul)

バーゲンセールのツアーに参加して韓国に行ってきました。
都会も田舎の風景も、それに人までも、み~んな日本そっくりに感じました。
キムチ、最初は怖かったけれど、次第に慣れておふくろの味に感じ始めたころ、旅は終ってしまいました。
隣国韓国、気軽に行けるけど、ちょっぴり大陸の匂いも感じられて新鮮でした。

↓② 普門湖/静かなリゾート地(慶州)/地図を広げてみると、釜山の少し北にある/慶州=古都。
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③仏国寺山門(慶州)/山門には4体の護り神/悪を通さない仁王&訪問者を琵琶でもてなす神将。

④ ↓ 仏国寺本堂(世界遺産)/535年創建/石造技術の精巧さも有名だそうです。
↓↓ 遠足でやって来たのかな?/おませそうな小学生の姿も...。
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⑤石窟庵(慶州)案内図/751年創建/仏教美術史上最高の傑作と言われる釈迦如来坐像が光を放っている/  ↓丸く盛った土の下に花崗岩を丸彫りにした釈迦如来坐像だ鎮座する(内部は撮影禁止)
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⑥↑大陵苑(天馬塚)/歴代王が眠る23基の古墳群
隣に現れたツアーへの、ガイドさんの名調子が漏れ聞こえてきました。
山が二つ重なっているいるのは夫婦の塚.../「みなさ~ん、お墓はご夫婦一緒がよいですか~?」/「や~だー...」と叫ぶかん高い声が聞こえて大笑い...。

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⑦ ↑ 韓国のごはん文化/画像は料理の基本です/この基本にカルビーとかキムチ鍋など
のメイン料理がプラスさてているようだ...。/慣れると結構美味しいです。

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⑧↑ 海印寺(大邸=韓国の中央部)/緑豊かな海印寺へのアプローチ風景です。
経文8万の木版彫りが保存されていて圧巻(世界遺産)

↓境内のようす/ぼんぼりがいっぱい揺れていて明るい寺のイメージ...。
↓↓祈りの体勢。
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⑨ ↑ 水原華城(ソウル近郊)/石材とレンガで造られた城壁は周囲=5.5キロ/起伏も
あってウオーキングに最適?/(世界遺産)

⑩ ↓ 韓国民族村(ソウル)/あのドラマのロケ地に選ばれた理由もなんとなく理解できる(^_^;
/焼きもの(壷・青磁など)が生活のなかにすっかり浸透しているのだ。
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⑪ ↑ 宗廟(ソウル)/朝鮮王朝歴代の王と王妃の位牌を祀っている/深い緑の中にうまく取り入っている感じ...。

⑫ ↓ 南大門市場(ソウル)/あの南大門は先日、焼け落ちてしまったけれど、「南大門市場」は喧騒そのもの/コピーブランド品の裏取引風景もすっかり・・・。
↓↓韓国の舞
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# by guminoki77 | 2008-05-12 08:23 | 1) 旅の風景